この商品について
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バタフライボード創業者がご希望の内容でお話します。
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- <概要>
・形式は食事会、講演、インタビューなど、相談により決定
・時期は2019年7月以降、相談により決定 (2019年12月末までのご実施とさせていただきます)
・時間は原則90分
・日本国内どこへでも伺います。 ただし、関東以外は交通費を実費負担ください
・場所はご準備お願いします
<話せる内容>
・バタフライボードのことなら何でも
・副業から起業に至るリアルストーリー
・アイデアを商品化するために必要なこと
・クラウドファンディングの裏側(日米5回の経験によるノウハウなど)
・一人メーカーの仕事(開発、デザイン、マーケティング、ロジスティック、セールスなど)
・オーディオ(ボーズでの音響エンジニア経験など)
<自己紹介>
日本と米国の音響メーカーでスピーカー開発という超レア職種を16年経験し、当然エンジニアとして会社人生を終えると思っていました。しかし、突然の開発部門の閉鎖が通知され、その甘い考えが一瞬にして崩れ去りました。そこで、「外的要因で人生を変えられたくない」という思いが芽生え、エンジニア以外の道を選択しました。
エンジニア時代は、比較的個人で研究開発を進めるため、ホワイトボードはあまり必要としていませんでした。一方、マーケティングや新規事業開発では圧倒的に人を巻き込む仕事が多くなります。
コミュニケーションの質が仕事の質を変えるというくらい、意思疎通の重要性を感じ、言葉を可視化するホワイトボードが日常化しました。
しかし、コミュニケーションは会議室だけではなく、どこでも行うものなのに、満足のいくどこでも使えるホワイトボードが世界中探しても見当たらいということで、自作することから始まったのが副業の始まりです。 - プロトタイプの制作を開始し、スナップバインディングテクノロジーの特許出願、そして協力いただける量産工場を探すこと。信用もお金もない中で会社員の傍ら副業で行うモノづくりの大変さを痛感しました。
プロダクトへの情熱と思いを伝えるべく、手土産を持ち、現場の技術者や工場の方々の説得のために、何度も何度も出向いて膝を突き合わせて説得することを繰返しました。結果、何とか工場の方々が腰を上げてくださり、クラウドファンディングの皆様の支援を頂きながら無事に量産することができました。
しかし、想定外のトラブルが多発し、ハードウェアならではの量産の難しさ、ロジスティックの難しさを経験。「物を創って、作って売る」そして、「顧客と真摯に向き合い改善を繰り返す」というシンプルなビジネスの一連の流れを経験したことで、本業のビジネスにもよい影響を受けました。
次のハードルが、クラウドファンディング支援者から最も多かった「極細マーカー」の要望。開発にあたり市場がないということですべてのメーカーで門前払いを受けました。ようやく話を受け入れて頂いたのが、下町ものづくりの中小企業です。世界中にない物が、日本の下町のものづくり技術で完成した瞬間は身震いがしました。
聞けば聞くほど「それ凄いじゃないですかっ!」という技術を持った工場や中小企業が日本には沢山あります。
そして日本の技術で完成した0.5mmの極細ホワイトボードペンシルで、世界進出を試みるため米クラウドファンディングIndiegogoへチャレンジしました。
世界へのチャレンジを経て、いよいよ副業の比重が重くなり、本業をやめて「起業」という二文字を考えるようになります。本業をやめるためには資金面での不安、家族への理解(嫁ブロック!)という2つの大きなハードルがありました。
▼詳細はこちらのブログをご覧ください - 最後に、ブロックチェーン技術の発展で、トークンエコノミーがジワジワ到来する中で、国境を超えた、趣味や価値観軸でのコミュニティはますます加速します。そのうねりの潮流を時代に沿った形に編集し、価値に変え、新しいアイデアを加速していく。そんな渦の中心にホワイトボードのバタフライボードがあればとても嬉しいです。
色々な価値軸でつながるコミュニティ時代にはSlackやLINE、Facebookなどの遠隔コミュニケーション手段だけでなく、近接コミュニケーションを加速化できるバタフライボードが重要視されることを願っています。AIやロボットを本業にしていた人が、なぜアナログに!?とよく言われるのですが、デジタルでUXが次々に改善され、なめらなかな社会になっていますが、デジタルになればなるほど生まれるアナログ大陸。そこの価値を見出しています。アナログもデジタルもひっくるめた結果として、働き方も変わっていくのではないでしょうか。 -
バタフライボードのミッション
- バタフライボード株式会社では「イノベーションを加速する」というミッションを掲げています。
また、バタフライボードという名前は、小さなアイデアが後々大きなことにつながるという「バタフライ効果」とホワイトボードからとり「バタフライボード」と命名しています。
ぜひ、ホワイトボードのバタフライボードだけでなく、私たちの小さな経験を活かして、皆さん独自の大きな出来事につなげていっていただければとても嬉しいですし、成功したらぜひ教えていただけたら励みになります。
これからも初心であるクラウドファンディングで培った、ユーザーの声を聞きクイックに改善をする「ハードウェアアジャイル」を繰り返し、製品を進化させていきますので、応援をよろしくお願いします。