▍製作者の想い
「こだわりのある」、「おもしろい」、「いいもの」。そんなものづくりに邁進する、熊野の筆造り140年。
- 「筆の都」と呼ばれる広島県安芸郡熊野町で筆をつくって140年。その一点に凝縮された書き味、書き心地へのこだわりと、お客さまにとって「おもしろい」と感じていただける「いいもの」づくりを信条にしてきました。江戸時代後期から続く熊野の伝統技術を守り、そこから生まれる日本文化の素晴らしさを世界に発信していくことで、ものづくりニッポンの誇りを示していきたいと思います。手書きの温もりが結ぶ人と人との架け橋を、わたしたちの「筆姫」で築いていけたら幸いです。
▍技術詳細
気軽に使える「筆」であること。されど、繊細な書き味を失わない。
- 穂先の素材は毛の弾力、まとまり、水含みの良さ、耐久性などを考えて人工毛を使用。筆の専門メーカーとしての技術を最大限に活かして、穂先を一本一本手づくりで丁寧に製作しています。熟練の職人が筆の調子(腰の強さ、穂先のまとまり具合など)を筆一本ずつ丹念にチェックして高い品質を保ちます(写真はチェック中)。製作工程の多くは人の目と手の感触によるもので、経験の豊富さと、より良いものづくりへのこだわりが一本の筆に込められています。
旅先で、日常で、豊かな時間を過ごせる趣味に。
- 趣味として水彩画に挑戦してみたい、という方もたくさんいらっしゃると思います。そのような方々が気軽に始められるのが、「水彩画筆による絵手紙」づくり。
旅先や日常のふとした瞬間に、サッと画筆を取り出して素敵な絵手紙を描いて、家族やお友達にお手紙を出す。そんな豊かな趣味のある暮らしを始めてみませんか? ▍製品詳細
全12色を混ぜ合わせ、新たな色彩を生み出す水性染料を使用。
- 文字を書く際の腰の強さと穂先のまとまり具合は十分。それでいて絵を描く際の水彩画筆にも対応するしなやかさを持ち合わせています。水性染料の使用により、水を含ませることで色の濃淡やにじみをつくり、また色を混ぜ合わせて新たな色を作り出すこともできます。日本の四季折々の彩りを12色の筆で鮮やかに再現できます。
台紙に小倉百人一首から四季の歌と恋の歌を12首選び、手書きのお手本として、また筆姫各色の色見本としてお付けしました。ぜひご利用ください。
▍賞歴など
「ふるさと祭り東京」の〈おみやげグランプリ2018〉に入賞。訪日のおみやげのみならず、海外で日本文化を伝える役割を担いたい。
- 2018年1月12日(金)〜21日(日)に東京ドームで行われる「ふるさと祭り東京」の〈おみやげグランプリ2018〉に入賞しました。当社他製品では、過去に観光庁「魅力ある日本のおみやげコンテスト」エッセンシャルジャパン部門で”和風化粧筆セット”が銅賞受賞の実績もあります。
【ふるさと祭り東京】
主催:ふるさと祭り東京実行委員会(フジテレビジョン、文化放送、東京ドーム)
後援:国土交通省、国土交通省観光庁、読売新聞社、日本観光振興協会、全国中小企業団体中央会、一般財団法人地域伝統芸能活用センター、東日本旅客鉄道、日本航空