- ■サードハウス「いつでも墓参り」について
- 大切な人を身近に感じたい。けれども、何らかの事情でお墓を建てられない、お仏壇を保有できない。あるいは、遺骨を分骨して自宅などに置き故人を偲びたいという方々のために、サードハウス「いつでも墓参り」はお墓や仏壇の代わりに使っていただけるものです。いつでも自宅に置いておくことができますので、経済的事情や住宅事情にかかわらず、生活状況に合わせて供養を行うことができます。大切な故人を身近に感じ、ともに暮らしていく。サードハウス「いつでも墓参り」は、今を生きる人を支える、あたらしい供養方法のひとつです。
-
- ■きっかけは、父の他界でした。
- 私は宇野家の長男として生を受け、今日に至ります。幼少の頃は祖母に連れられてお墓まいりにいき、「これがじいちゃんのお墓だよ。いつも天国から見守っているから」と教えられたことを覚えています。子供ながらに一生懸命に手を合わせたものです。
その後、私のことをとても可愛がってくれた祖母が他界。祖父母とおこなっていたお墓まいりを父母と行うようになりました。
しかし父が他界した後、別住まいになった私には、近くで「まいる」お墓も、仏壇もありません。そこで思いついたのが「いつでも墓参り」。我が家では玄関先に設置してあり、毎日出勤前には手をあわせ、無言の会話を行うことが日課になっています。「いつでも墓参り」の内部には、少しの遺骨と戒名を彫った石のプレートが入っています。
-
- ※お位牌、お遺骨箱はついておりませんのでご注意ください。
- ■先祖を敬い感謝する気持ちを後世へ
- これまで日本では、納骨までの日々を故人の遺影と遺骨に語りかけて過ごすことが当たり前に行われて来ました。ところが、納骨することによって突然そのやすらぎの場を奪われ、納骨しないと「成仏できない」などの宗教的観念により、遺族の思いは遠ざけられてきました。そのため、遺骨を持つということに抵抗感を持たれる方も多くいます。
その反面、遺骨と離れがたいと感じる遺族も多く、昨今ではごく自然に少量の遺骨を自宅に残したりするようになりました。今では日本での宗教観・葬儀やお墓に対する考え方も多様化し、故人を偲ぶ自由な供養方法が広がりを見せつつあります。
文化、様式が目まぐるしく変わっても、先祖を敬い感謝する気持ちは忘れてはならない。私はそう信じています。大きなお墓や仏壇はむずかしくても、手元におけるものであれば、毎日まいることができるはずです。古来からつづいてきた先祖や故人への供養を、現代に合うようにアレンジして身近なものにし、後世につなげていけたらと思います。
-
-
- ※故人とのコミュニケーションの様子
-
-
-
- ■岡崎石工業について
- 「いつでも墓参り」を手がけるのは、日本石材三大産地に数えられる愛知県岡崎市で100年以上にわたる技術を受け継いできた石職人。岡崎城築城の時代に大阪の泉から石職人が集められたことが、石都・岡崎の発祥です。細かい加工に最適な花崗石(かこうがん)の産出地であったことも功を奏し、職人たちが定住したことで産業発展の礎となりました。
わたくし宇野は、創業105年の岡崎石工業の4代目。私たちは石材技術の活用を業界に先駆けて展開し、現在は進物・記念品・庭づくりのユニット提供などにも発展。石にイノベーションを起こしたいと考えています。
- ■リターン品について
- 「咲く石シリーズ フラワースタンド」 3,000円
- ※写真はイメージです(この商品に造花が接着されています)
「いつでも墓参り」と共に飾っていただける、石のオブジェを制作いたしました。
もちろん単体のインテリアとしてもご利用頂けます。
玄関先やリビングのメインオブジェに。
お部屋の小粋なアクセント。
本体:9㎝×9㎝×6㎝(高さ)
重量:約300g ※造花は選ぶことはできません。お任せください。
- 「咲く石シリーズ ストーンスタンド」 6,000円
- ※写真はイメージです(フィギアやお花は付いていません)
「いつでも墓参り」と共に飾っていただける石のオブジェを制作いたしました。
故人の大切にしていたものを飾っていただければと思います。
単体としても、玄関先やリビングのメインオブジェに。
お部屋の小粋なアクセント。
多種御影石を使用。成形された材料ではなく一つ一つ形、大きさ、石種は異なります。二つとないオリジナル商品。
花や写真、御札、フィギアなど大切にされているものを飾ってみてはいかがでしょうか?
背景の石の色は黒系とグレー系から選択いただけます。
本体:15㎝(横)×10㎝(奥行)×13㎝(高さ)
重量:約1.5㎏ ※本体の大きさは商品により若干異なります。 - 「オーダー家紋石 15cmスタンド付き」 15,000円
- ※写真はイメージです
「いつでもお墓参り」と共に飾っていただける石のオブジェを制作しました。
黒い御影石へお客様の家紋を掘り込みます。石都岡崎からの提案です。一つ一つ手作り作業で丁寧に作り上げます。この商品は置物として、家宝として、是非お手元に置いていただきたい逸品です。家紋だけでなく、会社のロゴなども可能です。
※家紋以外の場合は事前にご相談ください。
本体:15cm×15cm×2cm
梱包時:20cm×20cm×6cm
重量1.2kg
- サードハウス「いつでも墓参り」 中国産地みかげ石使用(外国材) 100,000円
-
- 本体:20㎝×20㎝×28㎝(高さ) ※表面の拡大図になります。
重量:約12.5㎏
石目、石色は商品により若干異なります。
※通常販売では、上記金額(100,000円)のほか、送料・梱包費用は別途必要となりますが、今回はすべて込みの値段となります。 - サードハウス「いつでも墓参り」 岡崎産地みかげ石使用 150,000円
-
- 本体:20㎝×20㎝×28㎝(高さ) ※表面の拡大図になります。
重量:約12.5㎏
石目、石色は商品により若干異なります。
※通常販売では、上記金額(150,000円)のほか、送料・梱包費用は別途必要となりますが、今回はすべて込みの値段となります。 - ■「いつでも墓参り」のよくある質問
Q.手入れをする際に気を付けることはありますか?
A.薬品・洗剤を使用されると、染みになる恐れがございます。汚れたときは、乾拭き、湿拭き程度がよいです。
Q.「いつでも墓参り」の中にはどれくらいまで納まりますか?
A.「いつでも墓参り」の内部は12㎝(幅)×12㎝(奥行)×20㎝(深さ)となります。
Q.「いつでも墓参り」の中には何をいれたらよいでしょうか?
A.特に決まりはございません。遺骨や故人の形見の品などを納めてください。
Q.複数名の故人の遺骨を納めてもよいですか?
A.「いつでも墓参り」の中に納まるのでしたら、複数名の故人の遺骨を納めていただいて問題ありません。
Q.どこに置くとよいですか?
A.特にきまりはありませんが、玄関口や応接間、枕元など故人を身近に感じられる場所においてください。
- ■石都・岡崎の歴史
- 岡崎石工品の始まりは室町時代後期に遡り、その後、安土桃山時代には、当時の岡崎城主が、城下町の整備のための河内、和泉の石工を招き、石垣や堀を造らせた際、この優れた技術を持った石工たちがそのまま住み移り、その技術技法に磨きをかけ(春日型灯籠、六角雪見型等の)岡崎石工品の原型を作ったとされています。石材加工に適する優れた花崗石が近くで採取できたこともあり、19世紀の初めに29軒だった石屋は、市の中心部にあたる位置に「石屋町」を形成するなどして、19世紀の終わりには約50軒に増え、最盛期には350軒を数える程の隆盛をきわめました。
戦後、高度成長期に入り機械化が進み、作業効率が従来の手作業と比較して飛躍的に向上するとともに、道路整備の進展や自動車の急速な普及に伴い輸送力が大幅に向上し、石都岡崎としての地位を広めました。
昭和53年には、岡崎石製品協同組合連合会が設立され、翌年の昭和54年8月3日に経済産業大臣から伝統的工芸品の指定を受けました。当初の指定内容は「岡崎花崗岩」のみを原材料として指定していましたが、平成25年改定の内容に、用途についても新たな種類を加え現在に至ります。
- ■会社概要
- 会社名:岡崎石工業株式会社
・本社・ショールーム
〒444-0025 岡崎市曙町1丁目2番地
TEL 0564-21-4311 FAX 0564-25-2456
・工場
〒444-3173 岡崎市滝町字大皿田2番地
TEL 0564-46-2252 FAX 0564-46-4061
・資本金 2800万円
・設 立 昭和23年7月
・社員数 5名(平成30年7月現在)
・事業概要 神社仏閣用石製品の設計/製作/施工
墓石の設計/製作/施工
灯籠、庭づくり石製品の設計/製作/施工
記念碑・モニュメントの設計/製作/施工
石工事全般(建築・土木・修景)
各種原石販売
輸入輸出貿易事業
・当店の自慢
豊富な石の種類と卓越した製品で奉仕する近代設備での技術はもちろんのこと、昔からの技術も大切にし、墓石をはじめ多種多彩の製品を取り扱っております。お客様のご要望に確実にお応えする製品をお届けいたします。
・代表者有資格
岡崎石工品伝統工芸士/職業訓練指導員/石匠位/教諭二種普通免許
・代表者役職
岡崎石製品協同組合連合会 会長/岡崎石製品工業協同組合 理事長/職業訓練法人岡崎技術工学院 副理事長/愛知県伝統的工芸品産業振興協議会 会長