「ラスト春姫道中」を盛大に開催し、感動のフィナーレを飾りたい!
- 皆さん、ページをご覧いただき、ありがとうございます。本丸ネットワークの理事長・三輪隆裕(みわたかひろ)です。本丸ネットワークは名古屋城本丸御殿の復元運動を23年間続けてきました。「春姫道中」は、本丸御殿の復元運動のために生まれた市民てづくりのおまつりです。名古屋城初代藩主徳川義直公(徳川家康公の九男)に13歳で嫁ぎ、本丸御殿に最初に住まわれた「春姫さま」に焦点を当て、本丸御殿の復元をアピールする活動を続けてきました。
そして、やっと来年「名古屋城本丸御殿」は、第三期工事を終え全面完成致します。当初は、「本丸御殿って何?」とか「春姫って誰?」と、本丸御殿はおろか、春姫の存在さえを知らない人がほとんどでしたが、今までに23年続けてきたお陰で、比較にならないほど認知され、17名から始めた「春姫道中」も約600名の行列となり名古屋の春の風物詩となりました。
来年の「春姫道中」は、これまで行ってきた取り組みの集大成として、「春姫道中 Final」として盛大に開催したいと思います。 開催日:2018年4月22日(日)
「春姫道中 Final」を開催するにあたり、支援企業からの協賛金と参加費で運営していますが、それだけでは足りていない状況です。ぜひ皆さんのお力をお借りできればと思います。 《春姫道中とは》
- 「本丸ネットワーク」の前身「本丸御殿フォーラム」は、この「名古屋城本丸御殿」の復元運動のために、1995年5月に設立されました。その運動の一環で生まれたまつりが「春姫道中」です。名古屋城の初代藩主は「徳川義直公」は「徳川家康公」の九男です。義直公(16歳)に紀州和歌山から「春姫」(13歳)がお輿入れ。その花嫁道中を再現したのが「春姫道中」です。その目的は「本丸御殿」の存在をアピールし、復元を実現する事でした。当初は、名古屋市民でさえ、「本丸御殿」の存在を知りませんでした。広く市民に本丸御殿の価値と魅力をアピールする為に生まれた「春姫道中」。400年前の時代行列を古文書に基づき、絢爛豪華な花嫁行列を再現してきました。当初は17名でスタートした春姫道中ですが、現在は総勢600名の大行列になっています。
《名古屋城本丸御殿》
- 名古屋城本丸御殿は天守閣と共に、城郭建築として国宝第一号に指定され、「近世城郭建築の最高傑作」と言われていました。戦火による焼失以来、長年の念願であった復元工事が始まったのが2009年。平成25年5月には、第一期工事部分「玄関」「表書院」が完成・公開。平成26年6月には、第二期工事部分「対面所」「下御膳所」が完成、公開されました。平成30年の全面完成をめざして工事が進んでいます。
《春姫道中 Finalで最後のアピール》
- 来年、「本丸御殿」は第三期工事「上洛殿」「黒木書院」などが完成し、完全復元し公開されます。
24回目(24年)となる「春姫道中」も当初の役目を終え、「最後の春姫道中」として華々しく開催し、完成を祝いたいと思います。
例年の春姫道中は、熱田神宮参拝〜大津通りをパレード〜名古屋城入城〜特設ステージで婚礼イベントという構成です。「春姫道中 Final」では、本丸御殿完成カウントダウンイベントとして、「名古屋城本丸御殿完成」を広くアピールしたいと考えています。 《ご支援をお願い致します》
- 「春姫道中」の運営資金は、市民の協賛、企業協賛、参加費で賄っています。
本丸御殿完成に伴い「御殿復元運動」としての資金調達は難しくなりました。今回「クラウドファンディング」という手法を知り、応募したのは、23年間の活動の集大成として、記憶に残る「春姫道中」を開催したいからです。何卒、ご支援をお願い申し上げます。
第23回春姫道中記録映像
- 尾張藩初代藩主徳川義直の正室、春姫の嫁入り行列を再現した「春姫道中」が2017年4月23日(日)名古屋城下で開催されました。鎧や着物などの時代衣装に身を包んだ約600人が歩行者天国でにぎわう栄や、名古屋城内を練り歩きました。