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【9月11日】2か月間の厚い応援、誠にありがとうございました!
- 9月10日をもちまして2か月にわたる、名古屋港水族館初挑戦のクラウドファンディング~生き物のために支援をお願いします~が終了いたしました。この企画を目にしていただいた方、また、気にかけてくださった方、そして何よりご支援いただいた皆様方には、スタッフ一同、厚く深く御礼申し上げます。
結果は当初の想像をはるかに超えて、2,292口、14,297,000円ものご支援としていただくことができました!ご支援金は、当館の生き物たちが生き生きと暮らすためのエサ代の一部として大切に使わせていただきます。
今後も皆様方に温かく見守っていただけるよう、生き物たちとともに発見や驚き、いやしをお届けしてまいります!
9月11日現在、返礼品とお礼メールをできるだけ早くお届けできるよう鋭意作業を進めております。
ご支援いただきました皆様方におかれましては、到着まで今しばらくお待ちください。
なお、10月中旬を過ぎてもお手元に届かない、届いたメールのファイルが開封できないなどといった場合は、お手数となりますが、当館代表電話などまでご一報いただきますようお願いいたします。 -
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【7月16日】目標達成のお礼とネクストゴール設定のご報告
- 初めてのクラウドファンディング挑戦に、どこまで皆様のご支援をいただけるのかわからないまま目標金額500万円を設定いたしました。ところが、1,000名を超える方々の温かいお気持ちにより、開始から3日を待たずこの目標額を達成できました。想像をはるかに超える短時間での達成に、スタッフ一同ただただ驚くばかりです。日頃からたくさんの方々にお気にかけていただいていることに改めて気づかされるとともに、いざこうした時にもさっとお力添えいただいた皆様に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
おかげ様で期間もまだ余裕を残しておりますので、今度はより具体的な目標のネクストゴールを設定させていただくこととしました。目標額は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館していた期間3か月分の生き物のエサ代に相当する2,000万円です。7月13日から夏期繁忙期の館内での「密」対策のために事前予約制を導入しご来館の方々にご協力をいただいているところですが、さらにクラウドファンディングのネクストゴール達成に向けても引き続き皆様の温かいご支援、ご協力をいただければ幸いです。 -
プロジェクトへの思い〜最後までぜひご覧ください〜
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名古屋港水族館について
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- 名古屋港水族館は、名古屋市港区にある都心型水族館です。年間入館者数は日本で3番目の約200万人にのぼります。多くが愛知県や隣接する岐阜、三重、静岡県からの来館者で、地元東海地方に強く支えられた水族館です。その施設は大きく「北館」と「南館」の二つに分かれています。北館はシャチやイルカなど進化の過程で水中生活に適応して海に暮らす鯨類を中心に展示しています。南館は水族館前にも係留展示している南極観測船が日本から南極まで地球を縦断する旅の中で通る5つの地域に棲む生き物たちを展示しています。見て回るのに2、3時間は必要なほどとても大きな水族館です。
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新型コロナウイルス感染拡大防止のため
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- そんな巨大水族館も新型コロナウイルス感染拡大防止のために長期休館をしました。平成4年(1992年)の開館以降初めての重く長い長期休館となりました。
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新型コロナウイルスの影響が生き物に及ばないために
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- 休館中はお客様に来館いただけない上に、飼育スタッフも2班に分けて交代で運用する体制にしたため広い館内は寂しくなりました。2班体制にしたのにも訳があります。万一どこかで一人が感染してしまうと一緒に出勤していた飼育スタッフ全員が自宅待機になります。すると生き物たちにエサを与えるスタッフがいなくなってしまいます。2班に分けて入れ替わることで飼育スタッフの罹患リスクを半減させるのです。
こうして生き物に接する人数が半分になっても、生き物の暮らしのレベルを下げるわけにはいきません。営業が再開され軌道に乗るまでの間と頑張りながら、少ない人数でも生き物たちに長期休館の影響が及ばないように、飼育環境の整備や与えるエサの管理、生き物の様子の観察などについて、たくさんの汗をかき知恵を絞りながら、5月25日の営業再開までたどり着きました。
ただ、今後もイベントの休止や来館者同士の距離の確保など、以前のようには観覧いただけない日々は続くでしょう。新型コロナウイルスとの戦いは長期戦とも言われています。今回、名古屋港水族館初のクラウドファンディングを実施することとしましたが、これからもみなさまにご協力をいただきながら、生き物たちがこれまでと同様にいきいきと暮らしていけるようスタッフ一同、努力と工夫を続けていきます。 -
ご支援の使い道
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- 名古屋港水族館には500種50,000点の生き物がいます。たくさんの生き物を健康に飼育するためには、生き物ごとに違う環境をつくりだして維持していくことが重要です。そのために必要な水代や水をきれいにろ過したり温度を管理したりするための電気代など多くの費用が発生します。そして生き物という命を育む上で欠かせない経費がエサ代です。
例えば、飼育されている国内唯一のオスのシャチ「アース」(11歳、体長5.4メートル、体重2.2トン)が1日に食べるエサは一頭で70キログラム、ほかの2頭とあわせるとシャチだけでエサの量は毎日約180キログラムにもなります。イルカやウミガメ、ペンギン、イワシ、クラゲなどなど、そのすべてのエサ代は年間8,000万円を超えます。
シャチの「アース」や「リン」は育ち盛りでこれからまだまだ大きくなっていきます。また、ペンギンのひなが生まれ、ウミガメなどの新しい命も増えていきます。みなさまからのご支援はすべてこうした生き物たちが元気に暮らしていくためのエサ代の一部として活用させていただきます。 -
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- 皆様のご支援をよろしくお願いいたします。