-
舞台演劇を通じて、災害時の「自助」を啓発したい!
- 死者行方不明者5,000人以上の大きな被害を及ぼした、伊勢湾台風から60年。被災した地域は様々な防災対策を取っていますが、猛烈な台風や、近い将来に発生が予想されている大地震が起これば、どれだけ対策を重ねても、想定外の事態に直面する可能性があります。災害時に最も大切と言われているのが、自分で自分の命を守る「自助の意識」です。しかし、人々に意識させるのは難しいと言われています。
そこで「観客の想像力とともに作品を成り立たせる」演劇が自助啓発に有効な手段ではないかと考えて、10年前に上演して好評だった伊勢湾台風STORY「空が落ちてきた日。」の再演を決めました。
各公演には、小学3年生から40代まで40名以上が出演します。台本は当時被災された方など30人以上の取材を元に作りました。幅広い年代の方にこの舞台を観ていただき、台風当時の状況や、どうやって乗り越えたのかを知っていただき、自助の大切さについて見つめ直して欲しいと思っています。各上演会場では、観劇後に具体的な地域防災の取り組みにも触れられるよう、パネル展示や避難レクチャーなどの防災啓発イベントも開催します。
支援していただいたお金は、制作済みの衣裳、小道具、大道具などの費用の支払いに充てさせていただきます。 -
-
-
愛知県内6会場で上演する一大プロジェクト
- 上演会場は当時大きな被害に遭った、名古屋市、弥富市、飛島村、東海市、武豊町、知多市の6会場。各地域の人にも舞台に登場していただき、防災を身近に感じてもらうとともに、本公演への出演をきっかけに地域が連携した防災活動の継続をめざします。
-
-
伊勢湾台風STORY「空が落ちてきた日。」とは
-
- 60年前の1959年9月26日の夕方、超巨大台風「伊勢湾台風」は東海地方に上陸しました。家屋を押し潰し、大木をなぎ倒す最大風速60メートルという猛風は、槍のような雨をまき散らしながら愛知県の西端を北上し、満潮時に重なる最悪の条件で堤防を破壊して多くの土地を海に沈めました。
-
- 2ヶ月以上海に沈んだ海部南部地域。貯木場の無数の巨大な木が都市部に押し寄せて家屋を破壊した名古屋市南区。激流が多くの家屋を流した東海市名和地区。台風の最中に大きな火事が起こり「火攻め水攻め」と呼ばれた半田市。人気の海水浴場が消失した武豊町など、各地で暴れまわり、死者・行方不明者合わせて5,098人、負傷者38,921人、全壊家屋36,135棟、半壊家屋113,052棟、流失家屋4,704棟という信じられない被害を残しました。
-
- 台風の最中、人々はどのように過ごし、翌日の台風一過の晴天をどんな思いで迎え、それから始まる厳しい被災生活でどんな苦労をし、悲しみを乗り越えて故郷を取り戻そうといかに立ち上がったのか。作者自ら各地へ赴き、30人を超える方々への取材で分かった「あの日の風景」そして「人々の姿」を舞台化します。
-
-
- 恐怖、悲しみ、絶望、勇気、希望を描く「愛と勇気の物語」。 演劇舞台だからこそ表現できる台風の疑似体験とミュージカルの要素をちりばめた色とりどりの演出で、感動とともに自助意識を訴えます。
-
-
120人合唱でPR。名古屋栄にて。
-
- 名古屋市栄で開催された手羽先サミットにて、伊勢湾台風STORY「空が落ちてきた日。」の各地のキャストが集合し、劇中歌を合唱。大村秀章愛知県知事(名誉顧問)からの応援メッセージもいただきました。
-
-
-
【大切なお知らせ】
- 「観劇希望日時」「エンドロールに記載するお名前」はチケットを購入後、利用確定を行う際にアンケートにご記入ください。
※購入手続きは「チケット購入」→「利用確定」の2段階になっており、利用確定時に「観劇希望日時」「エンドロールに記載のお名前」をご入力いただきます。ご購入後、チケット有効期限までに利用確定処理が行われなかった場合、お名前を掲載できません。忘れずに利用確定処理を行うようにお願いします。
※「チケット購入メール」が観劇チケットの代わりになりますので、大切に保管していただき、当日、受付にてご提示ください。
※「チケット購入メール」には観劇希望日時は記載されませんので、受付時に観劇日時をお申し出ください。