- 【12月20日更新】 大変お待たせをして申し訳ありません。支援者限定の動画配信をお申込頂いたみなさまへ、視聴URL等のご連絡をお申込頂いたメールアドレスあてに送信させていただきました。ご確認の上、未着の場合はお手数ですが、事務局までお知らせください。
- 【9月14日更新】 展覧会オリジナルののステーショナリーとして館蔵資料「浦賀沖海岸警備絵図」を使用したクリアファイル、古文書や絵巻物を使用したマスキングテープなど、新たなリターンを追加しました。お申し込みは下のリンクからどうぞ。
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企画展「横浜の大名 米倉家の幕末・明治 「日記」が伝える武州金沢藩、激動の4年」の開催にご支援をお願いいたします
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コロナ禍と博物館
- 2020年以来、新型コロナウイルスは世界中に大きな被害をもたらしています。
横浜市歴史博物館ではコロナ禍の中、開館時間や入場者数を制限する形で営業を続けておりますが、来館される方の人数は減少(2018年4~11月期約92,000人→2020年同期28,000人)し、また各種のコロナ対策でご迷惑をおかけしている状態です。 -
- これまでは、来館者の皆様からいただく観覧料をもとに展覧会の運営や各種イベントを実施してまいりましたが、こうしたコロナ禍の中の現状では、通常通りの展覧会の運営も難しい状況です。
- 長年にわたる横浜の歴史にかかわる研究成果を発表する場としての展覧会につきまして、クラウドファンディングを通じた皆様のご支援の元、開催させていただきたくお願い申し上げます。
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企画展「横浜の大名 米倉家の幕末・明治 「日記」が伝える武州金沢藩、激動の4年」は見どころ満載
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【今回の注目資料】藩士の「日記」が伝える、武州金沢藩最後の4年
- 武州金沢藩(六浦藩)米倉家は、横浜に陣屋を構えた唯一の大名です。陣屋がおかれた武蔵国金沢(現金沢区)をはじめ、相模国(現神奈川県の一部)や下野国(現栃木県)の領地1万2000石を治めていました。
横浜市歴史博物館では、同藩の目付が記録した慶応4年(明治元、1868)~明治4年(1871)の「日記」を所蔵しています。この日記を解読していく中で、これまであまり知られてこなかった、同藩の明治初年の実態が徐々に明らかになってきました。 -
- そこで本展では、武州金沢藩の幕末から廃藩までの実態を「日記」をもとに、領地の村々の資料も交えながら紹介します。廃藩置県から150年となる今年、米倉家と武州金沢藩が、大きく移り変わる時代をどのように歩んでいったのかを探ります。
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「日記」の解読は市民とともに 5年間の成果
- 展覧会のストーリーの元となる「日記」はくずし字で書かれています。この「日記」の内容を読み解くために、平成28年度から、博物館と市民グループ「古文書を読む会」の方が協働して、少しずつ解読を進めてきました。解読が終了した部分の翻刻文は博物館が発行する出版物(紀要)に掲載し、広く公開しています。もちろん展覧会の内容にも、この成果を反映させます。
また、未解読の部分については今後も継続して読み進めていき、引き続き翻刻文を公開していきます。 -
米倉家伝来の貴重な資料を初公開します
- 米倉氏は戦国時代には、武田信玄で知られる甲斐国(現山梨県)の武田氏の家臣で、武田氏が滅亡した天正10年(1582)以降、徳川家康に仕えたと伝わっています。はじめは旗本でしたが、元禄9(1696)年、将軍綱吉の時に若年寄という幕府の重職に抜擢され、大名となりました。
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- 展覧会でとりあげる時代の藩主、米倉昌言(まさこと)は江戸城の門番や大番頭などの武官をつとめ、明治2年(1869)の版籍奉還で知藩事となります。明治4年の廃藩置県で知藩事を免ぜられたのち、明治17年(1884)子爵となりました。
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- 米倉家には徳川家から領地を与えられたことが記される古文書や、徳川綱吉から賜ったと伝わる書など、徳川将軍家に関わる資料が伝来しています。また米倉昌言が知藩事になった時の文書や、明治時代以降の米倉家の写真なども伝わっています。
今回の展覧会では、これらの貴重な資料の一部を米倉家の皆様のご厚意により、初公開いたします。 -
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企画展 開催概要
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展覧会名
- 「横浜の大名 米倉家の幕末・明治 「日記」が伝える武州金沢藩、激動の4年」
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開催期間
- 令和3年10月2日(土)~11月23日(火・祝)
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開館時間
- 9:00~16:30(券売は16:00まで)
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休館日:月曜日
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観覧料(企画展のみ)
- 一般800円、高校・大学生400円、小・中学生・横浜市内在住65歳以上100円
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主催:公益財団法人 横浜市ふるさと歴史財団
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共催:横浜市教育委員会
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関連イベント
- 1、ミニ講座「日記」を読む
企画展のもととなった「日記」に書かれたいくつかのトピックについて、実際に本文を読み解きながら解説します。
①慶応4年・明治2年の「日記」から
10月31日(日)14:00~15:30
②明治3年・明治4年の「日記」から
11月21日(日)14:00~15:30
講師 小林紀子(横浜市歴史博物館学芸員)
会場 横浜市歴史博物館 講堂
参加費 各回500円
定員数 各回80名(応募者多数の場合は抽選)
申込み 8月1日(日)~①10月20日(水)、②11月10日(水)
下のリンクからお申込みいただけます。 - 2、武州金沢藩ゆかりの地 浦賀の史跡を歩く
幕末の異国船来航や戊辰戦争の時、武州金沢藩が警備をおこなった西浦賀を中心に、ゆかりの史跡をめぐります。現地集合・現地解散。
11月16日(火)13:30~16:30 雨天実施・荒天中止
講師 神谷大介(横浜開港資料館調査研究員)
参加費 500円
定員数 20名(応募者多数の場合は抽選)
申込み 8月1日(日)~11月4日(木) - 3、展示みどころ解説
企画展の目玉資料や注目ポイントについて担当学芸員が解説します。解説部分や内容は毎回変わる予定ですので、お楽しみに。
事前申込み不要。入場券をご用意の上、直接お越しください。
10月9日(土)、11月6日(土)、11月23日(火・祝)
各回14:00より40分程度(開場13:40)
会場 横浜市歴史博物館 講堂
参加費 無料(企画展入場券が必要)
定員数 各回80名程度 - 4、横濱金澤シティガイド協会との連携イベント「幕末・明治の米沢家の史跡を歩く」
横浜市歴史博物館の展示担当者によるミニ講座と、横濱金澤シティガイド協会の案内による金沢の史跡散歩です。現地集合・現地解散。
11月2日(火)9:30~12:30 雨天実施・荒天中止(受付 9:00~9:30)
〔コース〕京急金沢八景駅3階改札口前(集合)→瀬戸神社2階大広間(ミニ講座40分)→旧円通寺客殿(解体再建中)→米倉陣屋跡→泥牛庵→金龍禅院→金沢八景駅(解散)
参加費 500円(拝観料・交通費等自己負担)
定員数 30名(応募者多数の場合は抽選)
申込み 9月8日(水)~10月23日(土)
●横濱金澤シティガイド協会ホームページからお申込みください●
【お問い合わせ先】NPO法人横濱金澤シティガイド協会
〒236-0027 神奈川県横浜市金沢区瀬戸15-13 電話:045-787-0469 - 関連イベントの詳細は企画展チラシ裏面または当館ウェブサイトをご覧下さい。
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ご支援いただくにあたって
- コロナ禍のなかマイクロツーリズムが流行するなど、国内や地元の自然や歴史文化の魅力が見直されてきています。
これまであまり知られていなかった横浜の大名や藩の歴史を紹介するこの展覧会が、横浜市の歴史の新たな魅力、奥深さや面白さを多くの人々に伝えられるようなものとなるよう、スタッフ一同準備を進めています。応援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 -
リターンについて
- 展覧会のご招待券はもちろん、少人数での展示解説や資料解説など、じっくり展覧会をお楽しみいただけるクラウド限定のイベントを企画しました。
また、横浜市歴史博物館へ足を運べない方にもぜひ米倉家と武州金沢藩について知っていただきたいと思い、講座の動画配信、展覧会のオリジナルステーショナリー、クラウド限定の米倉陣屋の御城印などをご用意しました。 - ●招待券
●招待券 + 図録
●「日記」抜き刷り5冊セット
●特製マグネット
●招待券 + マグネット
●オリジナルステーショナリー(リターン追加予定)
●マグネット+オリジナルステーショナリー(リターン追加予定)
●クラウド限定御城印「米倉陣屋」
●担当学芸員による支援者向け閉館後のじっくり展示解説 + 招待券+ 図録
●貴重な原資料を目の前にした解説 + 招待券+ 図録
●リアル講座の動画を限定公開
●お名前やロゴを会場に掲載(匿名でもOK)+ 招待券 + 図録
●お名前やロゴを会場に掲載 + お名前やロゴを出陳資料一覧に掲載 + 招待券 + 図録
●お名前やロゴを会場に掲載 + お名前やロゴを出陳資料一覧に掲載
+ 団体向け展示解説 + 招待券 + 図録
すべてのリターンにつきまして、メールまたはお手紙にてお礼を申し上げます。 -
クラウドファンディングで集まった支援金の使い道
- ご支援いただいた支援金は以下の目的で使用させていただきます。
・本企画展の図録のデザインや印刷費、展覧会関連グッズ製作費、関連イベントの運営等にかかわる経費
・返礼品などクラウドファンディングにかかる費用 -
注意事項/お問い合わせ
- ※感染症対策についてのお願い
当館では内閣官房(新型コロナウイルス感染症対策推進室)による「基本的対処方針に基づく催物の開催制限、 施設の使用制限等に係る留意事項等について」に基づき感染防止対策の徹底を行っております。
ご来館のお客様は受付での手指の消毒、体温の測定、マスクの着用のご協力をお願いいたします。ご来館にあたっては、事前に日時指定オンラインチケットのご予約をおすすめいたします。 - ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展覧会の会期・開館時間・関連イベント等については変更する場合があります。ただし、返礼の「閉館後のじっくり展示解説」「貴重な原資料を目の前にした解説」「団体向け展示解説」につきましては、感染対策を徹底したうえで実施いたします。
- お問合せ先: 横浜市歴史博物館
〒224-0003 横浜市都筑区中川中央1-18-1 045-912-7777(代表) -
出品者のプロフィール
- 横浜市歴史博物館
横浜市歴史博物館は、(公財)横浜市ふるさと歴史財団が運営する博物館です。「横浜に生きた人々の生活の歴史」をコンセプトとし、原始時代~横浜開港以前の歴史を中心に扱い、開港だけではない横浜の歴史・文化の魅力を展示やさまざまな普及事業を通じて伝える活動を続けています。 詳しくは博物館のウェブサイトをご覧ください。